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屋根診断

屋根診断とは

屋根診断とは
屋根診断とは、瓦屋根診断技士による、屋根のチェックです。
瓦屋根診断技士とは、社団法人全日本瓦工事業連盟より認定された技士のこと。瓦屋根工事技士と瓦葺技能士の両資格を保有、さらに瓦屋根の診断における専門的な知識と技術の講習をクリアし、社団法人全日本瓦工事業連盟に正規に認定された者だけが、瓦屋根の状態を診断する瓦屋根診断技士の資格を有します。

弊社では、その瓦屋根診断技士により、屋根と瓦の詳細な状態診断を行っております。

屋根診断表

瓦屋根診断技士によるチェックは、調べて終わりではありません。
我々業者だけでなく、屋根診断を依頼なさったお客様にも分かりやすいよう、見やすい表を作成し、お客様に差し上げています。

以下に、そのサンプルを掲載しております。
ぜひ一度ご覧下さい。

2F平部

2F平部
●現状

2F平部です。ラバーロック工法を行っております。

●診断

ラバーロック工法は、瓦と瓦をシーリングで接着する工法で瓦のズレや風には強くはなるのですが、瓦の重なり目に侵入した雨水が抜けにくくなり、どこかで飽和状態になり雨漏りに繋がる場合があります。雨が漏った場合、場所が特定できないデメリットがあります。

棟部

棟部
●現状

こちらは棟部のラバーロック工法です。

●診断

完全に瓦のつなぎ目をシーリングしております。こうなれば、中に侵入した水が完全に抜けなくなりますので雨漏りの危険性があります。

巴瓦

巴瓦
●現状

巴瓦の棟面戸漆喰部です。漆喰がはみ出し、尚かつ割れて穴が開いてるので、雨水がそのまま侵入してしまいます。

●診断

本来、面戸漆喰は瓦の中に入っていなければならないのですが、再施工の際に上から漆喰を塗っております。漆喰は、雨をはじく効果はなく、むしろ吸収しますので、このような塗り方をしてしまますと、瓦の上に落ちた雨をすべて受けてしまいます。そして、中の葺土にしみ込み雨漏りの原因となります。

1F下屋

1F下屋
●現状

裏の1F下屋部分です。壁際の漆喰がはみ出して施工されております。

●診断

巴瓦と同じです。はみ出した漆喰が中の葺土にしみ込み、雨漏りの原因となっています。

2Fひと母屋

2Fひと母屋
●現状

2Fのひと母屋下がり部です。雨押板金が錆びています。

●診断

ここまで錆びると、再塗装も難しいので、カバーなどで新しい板金するとよいでしょう。

診断士からのアドバイス

全体的に、瓦も凍害などなく美しい状態です。しかし、ラバーロック工法を行っていますので雨漏りが起きた場合は場所が特定しにくくなり、部分補修工事が行えなくなります。

今回、裏の屋根から雨漏りをお聞きしておりますが、これは壁際の漆喰のはみ出しから雨水を吸収し飽和状態になり、家内部にしみ出してきてるのか、棟部のラバーロックにより、隙間から入った水が抜けなくて雨漏りに繋がっているのか、はっきりとは特定できない状態です。瓦を剥がして野地状態をみれば、少しは特定できるのですが、全面瓦どうしを接着しておりますので、剥がすこともできません。

ある程度場所を特定して、補修工事をすることもできますが、また別の部分から漏って来る可能性があり、お客様とのトラブルの原因となりますので、残念ながら、雨漏りを起こした場合は、私共は葺替工事をお勧めしております。
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